PORTUGAL 2005.12.24〜2006.1.1
12/24
空港についた。
パリのCDGでの乗り換えを入れると約1日かかったことになる。
リスボンの空港からタクシーを拾いバイシャ地区のホテルまで乗り付ける。
だがメーター以上の料金を請求された。
「なぜ?」「空港からの料金は決まっている。ほら」といって
料金表のようなものを見せられるが分からない。
「でもメーターが…。ホテルで聞いてくる」というと急に怒り出し
「信じないなら金なんていらねえ」ぐらいの勢いで
車に乗り込む。なんか怒らせちゃって悪いから
「ごめんなさい、日本で悪徳ドライバーの話を聞いたから。お金を受け取って」
ちょっと機嫌よくなった。
でも最後に駄目押しで「でもメーターが…」と言ったところで怒り爆発したみたい。
「金なんていらねえ」と去ってしまった。
うーん、いい人だったのか本当に悪徳だったのかよく分からない。
ちょっと気分悪いけど、とりあえず10EURもうけた。
ネットで予約したホテル。部屋の鍵をもらい、3Fへ。
ちょっと狭いけど設備は一通りあるし、快適に過ごせそう。
貴重品BOXのレシートが見つからないとかで、明日渡すといわれる。
少しだけ表に出てみた。広場には巨大なクリスマスツリーができていて、
人で賑わっている。
ただし、店が開いていない。ホテルのバーが一軒開いている程度で、
ほぼ完全に閉まっている。
ぐるっと回って、早々に帰ってきた。
とりあえず疲れたので寝ることにした。
12/25
朝ごはんはついていない。だから日本から持参したお菓子を食べて外にでる。
確かに日本のように寒くなく、快適に過ごせそう。

明日のロカ岬へのチケットを買おうと思い、地下鉄にのってカイス.ド.ソドレ駅へ。
駅員がいなかったので、時間つぶしにフェリー乗り場に行く。
ちょっと乗ってみようかなと、
対岸のカシーリャス行きの切符を買い船に乗る。

空は曇っているのであまり景色はよくなく、なんか寂しいかんじ。
対岸についた。フェリー乗り場近くにあいているカフェがあったので、
お菓子とメイアドレイテ(カフェオレ)を頼む。
立ち飲みだけど混んでいてなかなかお金を取りに来ないので、
一瞬「払わなくてもばれないな」と思った。
でもやっぱりそれはよくないと思い直し、お姉さんを呼んでお金を払って出てきた。
当たり前だけどイイことをした気分。
フェリーで対岸に戻る。鉄道のチケットは明日買ってといわれる。
ガイドに書いてあったコロンボショッピングセンターに行ってみるが、
やはりしまっている。
セテりオスのサッカースタジアムを外から眺め、
今日はどうしよう…と思っていたらサーカスのポスターが目にとまった。
駅の方に歩いていくと、どうもサーカスらしいテントが見えてきた。
開園は15:30。大人13EUR…迷ったけど他にすることもないので
チケットを買っていったんホテルにもどる。

コンビニとかがないので、ちょっとした買物をするのも不便。
焼き栗を買って食べながらコメルシオ広場に向う。
巨大なツリーがそびえていた。夜になったらライトアップされるのだろう。
それにしても今日はクリスマス。ほんとに開いている店が無い。
時間をつぶしてからサーカスに行く。
駅前で「でっかいクリスマスツリーはどこ?」とドイツ人らしい男の子に聞かれる。
私も昨日ついたばかりなんだけど…
さっき見たツリーのことだと思い、地元も人みたいな顔で教えてあげる。
こっちの交通システムはICOKAみたいな感じでとっても便利。
1日分の料金をチャージしてピッとかざして通り抜ける。
サーカスのテント内にはミニ遊園地があった。
ビッカ(エスプレッソ)を飲み (1EUR)、開園を待つ。
席に座って待ってると、ミニライオンを連れたスタッフが写真をとってくれた。
10EURだという。せっかくなのでスタッフにも入ってもらい
撮り直してもらってから買うことにした。
サーカスは割と面白かった。太った猛獣使いがライオンにかまれないか
ハラハラしたり、空中ブランコで失敗があったり…
一般の人が参加するピエロのパフォーマンスでは
事前に打ち合わせしていたみたいなみんなのノリの良さに感心。
派手な演出はなかったけど楽しかった。
愛想の悪いお姉さんからドーナツを買う。
シナモン風味でまあおいしい。おなかもすいてたし。
バイシャに戻る。ツリーの方に歩いていくとたくさんの人だかりができていた。
ただいま17:20。何時につくんだろう。
音楽が流れたり、広場はお祭りの雰囲気。
17:30をすぎた頃、ツリーが点灯し始めた。

光のつき方は何パターンもありモダンだけどとっても幻想的。
しばらく光のショーに見入っていた。

どこか開いてる店は…と思ったけどやはり今日は1軒のカフェしか開いていない。
しかもそこも混んでいたので晩御飯は諦めてホテルに帰る。
するめとあられを食べる。おなか空いた〜。
12/26
なんか天気悪いかも。
カイス.ド.ソドレ駅から鉄道に乗りカスカイスの駅に向う。
列車の中には日本人の女性2人がいた。
海岸沿いの線路はおだやかでのどかな気分。
カスカイスに到着。バス乗り場は?同じように日本人がきょろきょろしている。
ちょっと構内を行ったり来たりして、バス乗り場を探す。
きれいなターミナルビルの1Fにバス乗り場はあった。
時刻表をもらうと、まだ1時間ぐらいある。
ビルのなかに入り、スタンドでビッカとスイーツを頼む。
絵葉書とか、スーパーでお水とチョコを買ってからバス停へ。
バスの中はほとんど日本人で、なんか日本のツアーみたい。
ロカ岬は日本人に人気なんだろう。
岬に向う途中で激しい雨が降ってきた。が、つく頃には上がっていた。
でもバスを降りるとものすごい風で、帽子が浮き上がったぐらい。
インフォメーションで「ユーラシア大陸最西端到達証明書」を10EURで購入。
みんなにジマンしよう。

必死に帽子を押さえながら岬にたつモニュメントにたどりつく。
近くにいた日本人に写真を撮ってもらう。すごい風。海の中にひきこまれそう…
さすが「地の果て」!
帽子をかぶることをあきらめて、近くをうろうろしてみる。
あまりの強風にさすがに耐えられなくてレストランに入る。
バカリャウ(たら)のコロッケと、ハムとチーズのホットサンド、ダイエットコークで昼食にする。

ロカ岬を離れ、シントラの町に行く。

クリスマスシーズンということもあり、宮殿などはクローズしているらしい。
それでも庭園は見れるみたいなのでバスで宮殿の庭園に向う。
門から坂道を登り一応宮殿の入口まで。
少し雨が降っていて足元がすべりやすい。
うっすらと霧雨の中に見える宮殿は幻想的。入れなくて残念。ひとめ見て下に下りてきた。
売店でコーヒーを飲み、シントラ名物のクッキーを買う。
店の前のガチャガチャをしてみる。
直径10cmくらいの大きなカプセルだけど、中身だけなら小さなものだろう…と
思っていたら、出てきたのはカプセルと同じサイズのでっかいテニスボール…これって当り!?
その場で捨てるのもなんなので、しかたなく持って帰る。
荷物になってしまった。
広場までバスで戻り、周りの売店を見て廻る。
ムートンのスリッパが可愛かったけど、なんだかあまり買物をする気にならない。
物価が高めだから?
電車に乗り、ホテルに戻る。
ロシオ広場のそばに小さなマーケットを見つけた。
水やお菓子、パン、果物を買う。安い。
こういうところに来ると物価の安さを実感できる。
広場のそばにはジンジャ(さくらんぼのお酒)の立ち飲みやがある。
小さなカップに入れてくれて0.9Eur。かなりきつめであったまる。
店の写真を撮ろうとしたら、店の前にいたおにいちゃんたちが
何かを言ったので、あわててその場を去る。
12/27
近郊の町、エヴォラへ。
最寄り駅まで行き、バスターミナルを探してうろうろ。
どうやら反対方向に歩いていっていたらしく、大分歩いてからたずねてみると
なんと駅の横にあるという。
ほんとに駅の反対側に隣接していた。
バスターミナルはきれいで、たくさんの人でいっぱい。
遠出する人が多いようで、大きな荷物を持ったひとばかり。
その中でショルダー一個の私はなんとなく場違いな感じ。
時間が来たのでバスに乗り込む。
席はいっぱいあいてるのに、なぜか後からきたおじさんが
「隣に座っていいか?」とやってきた。
エヴォラに着くまでの約2h、おじさんとしゃべった。
というか食事にいこうだの、町を案内するだの、なんだか誘い文句ばかり。
ロイオス修道院に住んでる(?)とか
奥さんとはモザンビークで知り合ったとか、大きなルビーの指輪をちらつかせ言う。
結構しゃべって面倒になってきたので、眠いからというと
「じゃあうちに来て眠るといいよ」という。なんで!?
私、ナンパされてるの!?それともほんとにいい人なの!?
アルベルト、自称50歳。でも67歳ぐらいにみえるおじさん。
バスを降り、おじさんが荷物を取り出している間に、さっさと町へと向かう。
町は城壁で囲まれている。
ゆるやかな坂道を歩いて行き、町の中心ジラルド広場に到着。
ガイドブックをみると、サンフランシスコ教会が13:00にクローズすると
かいてあるので急いで向かう。
5分前、まにあった。
ここは、人骨堂があり、5000体の骸骨でできた礼拝堂がある。

壁のふちどりも骸骨で。なんだか徹底的にやりすぎてて怖い。
目的の教会を見たので、ジラルド広場にもどり近くの食堂へ。
鴨のリゾット風のメニューを頼む。
おいしい。
少し雨がぱらついてきたけど、傘を差している人はほとんどいない。

14時にカテドラルにいく。塔の上の宝物殿は最初一人だけで、
イエスの小さな人形とかがじっとみていて怖かった。
でもすごい宝石だらけの十字架とか細かな象牙細工のマリア像は
一見の価値あり。
バスでおじさんが「自分の家」と言っていたロリオスの教会にも行ってみた。
教会内はアズレージョ(タイル画)が全面にあり
唯一天井が白いのは落ちてしまったからだという。
床の下は一部ガラス張りになっていて、中には骸骨がいっぱいあった…。
カフェでお茶したり、町をぶらぶら歩いてバスの時間よりも早くターミナルに到着。
チケットを交換できたので早い時間にリスボンに戻る。
今日もジンジャを一杯。おいしーい。
ポルトガル語「オブリガード(ありがとう)」はよく使う。
12/28
朝からブラジレイラ(カフェ)を探してバイシャ地区を歩く。
このカフェは昔からあり、多くの人に愛されてきたらしい。
カウンターでナタとビッカを頼む。

サンタジュスタのエレベーターに乗るには乗車券がいる。
メトロなどで使える1日券が使えるので乗ってみた。
リスボンの町は坂の勾配がきついので、エレベーターであがらなきゃならないぐらい
土地の高さが違うのだ。
いまはただの展望台としてしか使われてないけど。
ファゲイラ広場から市電に乗ってベレンへむかう。

電車をおりてエッグタルトが有名とガイドブック書いてあった店に行く。
店の表の売店はひとだかりで中が見えない。
中のカフェに行き、タルトとカフェ.コン.レチェ(カフェオレ)を頼む。
待っているとなんか偉そうなおじさんが案内されてきて、隣に座る。
その後からテレビカメラがきて周りのアジア人(韓国の人?)が
写真を撮りまくる。なんだか有名人ぽいので、私も撮っておいた。

タルトはおいしかったけどカメラのせいで落ち着いて食べられない。
早々に食べて外にでる。ウエイターの男の子はかっこよかった。
大きなジェロニモス修道院。
ここにはヴァスコ・ダ・ガマのお墓があるのだそうだ。
表ではちょうど年末に行われるダカールのイベントをやっていて、
たくさんのレースにでる車が集まっていた。
各メーカーはブースを出し、記念品をくれるところもあった。
毎年パリだけど、今年はポルトガルからのレースらしい。

帰りに1日目に行ったコロンボショッピングセンターに行ってみた。
人がいっぱい!すごくたくさんの店があって疲れた…。スープとキッシュ、
パンのセットメニューで夕ご飯にする。
買い物をして地下鉄で帰ると、一つ手前の駅でアナウンスが。
なんだか分からないけど、みんな降りるのでしかたなくおりる。
で、ホームで待つのではなく改札へと促される。
おりるはずの地下鉄の駅が封鎖されているらしい!
方向音痴だから夜道は不安だったけど、「いざとなったらタクシーがある」と
自分を励ましながら、なんとかロシオ広場に到着。よかった。
夜テレビを見ていると、昼間のおじさんが映っていた。
ポルトガル語なのでさっぱり分からないけど、
書籍も映っていたので作家か政治家、評論家だろうか。
私の姿は映っていなかった。
12/29
電車に乗り、アルファマ地区へ。
坂道も電車なら快適。ただ道路を走る電車なので
途中、自動車が故障していて、それをどけるまで動かなくなってしまった。
仕方ないので降りて歩くことに。
サンタルジア展望台から町を眺める。
コロンブスもこんな風に海を眺めて、航海に出たんだろうか?とか
そんなことを考えてみる。

万博跡地の施設に行ってみる。
ここにはショッピングモールやレストラン、水族館、化学館などが集まっている。
園内を走るカートやゴンドラにも乗れる1日券を買い、あちこちをうろうろ。
地元の幼稚園児や小学生に混じって水族館を見たり、
科学館で遊んだり半日以上過ごした。
途中で激しい雨が降った。
12/30
パリに着いた。予約したのでホテル名は分かっているけど…住所を忘れてしまった!
インフォメーションでホテル名を告げ、住所を教えてもらう。よかった。
空港を出て、オルリーバスでサンラザールへと向かう。
今日はめちゃめちゃ寒い。−2度らしい…
バスを降りて、きらびやかなデパートのそばを通り、
駅のそばの道沿いにホテルの小さな入口を見つけた。
値段の割にはいい感じ。
セーフティボックスもある。
荷物を置いて、まずはオブレイ(時計屋さん)にいく。
随分昔に雑誌でアンティークのオブレイを見て一目ぼれ。
ぜったいいつかは…と思っていた。
呼び鈴を鳴らし、中に入る。
あったかい雰囲気のお店で、壁のショーケースにはたくさんの時計が飾ってある。
オブレイの時計は、フェイスやベルト、文字盤、文字の書体を
選んで組み合わせるセミオーダーメイド。
マシンとハンドメイドがあり、当然ハンドメイドのほうが高め。
でもハンドメイドの方が断然かわいい。
あれこれ悩み、結局シルバーの丸いフェイス(オブレイのO)、
青のクロコダイルのベルト、文字は数字にした。
組み合わせてもらう間店の中で待っていると、オブレイ氏がやってきた。
「いらっしゃいませ」と日本語であいさつしてくれる。
「ずっと憧れていた時計」だと、いえば喜んでもらえたかな。
時計を持って、「奇跡のメダイユ」の教会へ。
セレブの間で流行ったことがあるこのメダイユをつけていると、願いがかなうらしい。
表向きにつけると恋愛運、裏向きにつけると仕事運。
さあ、どっちを向けてつけよう…♪
わくわく(!?)しながら教会に着くと、休憩時間らしい…
寒い中30分ぐらい待っていると、ようやく門が開いた。
まずはマリア様にお祈りし、ショップでメダイユを選ぶ。
1つ1ユーロしないものから3ユーロなど、いろいろ種類がある。
たくさん選んでレジに持っていくと、「日本の方ですか?」とシスターが。
日本人のシスターで、神戸の教会にいたんだとか。
「こんな寒い日に来ていただいて…きっとマリア様が願いを叶えてくださいますよ。」と
優しくおっしゃって下さったことに感動。
この教会は、約10年前に泊まったカッペルさんの家の近く
(フランス.ドイツ.イギリス編参照)。つい最近、雑誌でみるまで
こんなところにあるとは知らなかったのだ。
雪も降っていて寒い。バッグなどを買ってホテルに帰る。
いったん帰ったあと、荷物が増えたのでスーツケースを買いに行った。
12/31
朝からオペラ座を超え、コンコルド広場まで散歩をした。

冬の恒例、観覧車もあった。シャンゼリゼの向こうにエッフェル塔がかすかに見える。
出発までの1時間ほどしかないので、スグに引き返す。
パリはほとんど観光できなかったけど、欲しい物が手にはいったので大満足。
また今度、ゆっくりこよう。
この時の年越しは飛行機の中で。初日の出はちょうど静岡上空。
朝日に照らされた富士山が見えた気がする。
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