TUNISIA 2006.12.24〜1/4
12/24
チュニス.カルタゴ国際空港に到着。
深夜だし、タクシーは悪い人が多いと聞いていたので
不安だったけど市内に向かう。
空港で日本人のおばちゃんに
「ホテルとってるの?一緒に泊まっていい?」と聞かれたけど
一緒に泊まるのは…と思ったので断った。
タクシーの運転手さんはいい人で、ホテルに着くまでの間、
言葉を教えあって楽しく過ごす。
明るくなると、思っていたよりも随分都会的であることに気付いた。
道幅は大きく、大きなホテルやキレイなビルもたくさんある。
ベネトンのショップもある。
12/25
今日は砂漠ツアーの拠点、ジェルバ島に移動の日。
なので朝のうちにホテルをチェックアウトし荷物を預けて出かける。
カルタゴまでは電車で行く。駅から歩いて岡にのぼり、
博物館→教会→ローマ劇場→ローマの住居→
アントニウスの浴槽→博物館…と見所(遺跡)を巡る。
歩いている人はあまりいない。

カルタゴは高級住宅地らしく、大きな家が多い。
ここならチュニジアでも快適に暮らせそう…と思いながら歩く。
モロッコやイランのようにじろじろ見る人もいないし、
同じイスラムの国でも随分違う。
再び電車に乗り、シティブサイドに向かう。



こっちの電車はローカルな雰囲気が漂っている。
シティブサイドの建物は、白壁と青の窓や扉が印象的で、
イメージしていたチュニジアの風景そのもの!
町の景観条例(?)か何かで決められているとか…。
坂道を上っていき、カフェディナートに到着。
エキゾチックな空気漂うカフェで、名物の松の実ティーを頼む。
お茶を飲んでいると「ここ座っていい?」と女性が前にやってきた。
彼女はクラウディア。イタリア人らしい。クラウディアと雑談をする。
「もうすぐチュニジアの男性と結婚するの。でも宗教とか違うし…」と
不安げな様子。
チュニジアではほかに相談する人がいないのだろうか。
なぜ異国の地で悩み相談を受けているのか…と思ったりしながら
うんうんと半分ぐらいきいていた。
でもそろそろ疲れてきた。
そこでクラウディアに「待ち合わせがある」といい、店を出る。
みやげ物やを冷やかして歩く。やたら陽気なおにいさんにつかまり、
強引に2ショットの写真を撮らされる。
「屋上に行こう、景色がきれいだから」と誘われるが逃げてきた。
結構あったかくて歩いていると汗ばんでくる。でも日陰は肌寒い。
電車に乗りチュニスに戻る。
夕方になるほど人も増えてきた。ゆっくりしたいけど
ホテルはチェックアウトしているし…
飛行機の時間は21:00すぎ。まだまだ時間はある。
ファーストフードショップでフロマージュクレープを食べたり
(ボトルウォーターを頼んだら1.5?サイズだった…)、
晩御飯にトマトと鳥のサンドイッチを食べたりして
ちょっと早めに空港に行く。今日から砂漠への旅にでる。
起点となるのはジェルバ島。そこまでは飛行機で移動する。
日本出発前にチュニジアの旅行会社(日本人経営)に航空券と
ホテル、ツアーの手配をしてもらっている。
搭乗券をもらい中に入って、そろそろ時間…と思っていたら、
なんと遅れているらしい。
結局ジェルバ島についたのは深夜1時。
予定では10時過ぎだったので不安に思いながらタクシーに乗り
ホテルの近くまで行く。
ホテルは…と思ったら「この奥だ」と、暗い方を指差された。
数十メートルの距離だけどドキドキした。
しかもホテルは閉まっている…
こわいので早く開けてもらいたくて必死でドアを叩く。
ようやく眠そうな叔父さんがでてきた。
予約はしていたので鍵と旅行エージェンシーからの封筒を
わたされて部屋に入る。

部屋の中は超こじんまりしていてベッドや椅子もタイルばり。
シャワーを浴びる時はめっちゃ寒かったけど、
早く寝たかったし、震えながら入る。
12/26
目が覚めてドアを開けると、目の前は中庭だった。
イスラム建築式でパティオがあり、そのまわりに部屋があるのだ。
休憩室のようなところに行くと日本人がいた。
今回の砂漠ツアーは日本人女子4人(全員1人旅)と
聞いていたので、声をかけてみる。
やはりそうだった。エージェンシーからの封筒をフジタさんに渡す。
しばらくしてカマガタさんがやってきた。彼女も旅のメンバーだ。
3人で朝ごはん(フランスパン、チーズとコーヒー)を食べ、
8:00にドライバーが迎えにきた。
最初エージェンシーと違う名前を言ったので
「ホントに大丈夫!?」とみんなで心配していたけど、
ドライバーが封筒らしきものを見せてくれたのでとりあえず一安心。
ホテルの外は昨日真っ暗で見えなかったけど、
白壁に青のドアの建物や小さなショップがあった。
表にいた男性たちが日本人女性3人をじろじろと見る。
車に乗りツアー開始!ドライバーさんはおっきいチュニジアン
(っていうのか分からないけど)。

チュルビ.カハルドという名前だったと思う(以後カハルド)。
島から本土に渡るのにフェリーを使った。
車ごと船に乗り込み、岸が遠くなるのを見ている。
ほんの十数分で岸についた。まずはメザニンへ。
ここにはベルベル人の住居「ゴルファ」を利用した
マーケットがあり、ここでスカーフを買う。

30USDが5USDに…。
少し雨が降ってきた。カハルドがスイーツを買ってくれた。
大きなかりんとうのようで、はちみつとナッツがはいっていて激甘。
そして油っぽい。
2つ目を勧められたけど遠慮しておいた。
山間の村、トゥジェンを通り、マトマタへ。
途中の道は山肌があらわで、茶色い風景が続く。
眠くなってきた。
マトマタに到着。


ここはスターウォーズの撮影に使われた場所。
ホテルでもあるシティドリスでランチタイム。
ここでもう一人の日本人、フジさんと合流した。
シティドリスの中を一通り見て、席に着く。
コース形式?で一品ずつチュニジアンフードが出てくる。なかなかおいしい。
スープと春巻きのようなもの、クスクスなど。
そのあとベルベル人の家を訪問し、家の中を見せてもらう。
中庭を囲んで洞窟の部屋があるという感じ。
おばあさんや小さな赤ちゃん、ヤギも一緒に住んでいる。

車はクサールギレンへと進む。ここはサハラ砂漠の入口。
見渡す限りの砂漠というわけではないけれど、砂丘も現れてきた。
カハルドはOPTIC2000というラリーにも出たことがあるそうで、
4駆の馬力を活かして砂丘に登ったりして楽しませてくれた。
途中カフェによった。

トイレはカフェから大分離れたところにあり、砂漠の真ん中にぽつんとある感じ。
ローズドサハラ(砂の結晶)などのみやげ物も売っている。
犬が多く、近づいてくるとカハルドが石を投げて追い払う。
一度カラダに命中してキャンといったのがかわいそうだったけど、
近くにはきてほしくなかった。
砂漠の中を走り、今晩の宿、パンシーホテルについた。
4つ星のテントホテル。
テントホテルはパオみたいな感じでダブルサイズのベッドと
シングルベッドがあっても余裕があるぐらい広い。
エアコンもシャワーもついている。
でも入口には鍵がない…大丈夫かな。と
りあえず荷物をおいて集合場所に向かう。
ホテルから歩いてすぐの場所にラクダ乗り場があった。私は白いラクダ。

4頭つらなってサハラ砂漠を歩いていく。
この瞬間、「ああ、今サハラ砂漠にいるんだ」と感動がこみ上げてくる。
サハラはモロッコについで2度目だけど、やはりいい。
建造物がなにも見えない砂の風景はただただ感動する。
少し雨が降っていたけどすぐにやんでよかった。
そのおかげで砂ぼこりも少なかった。
しばらく歩いて休憩。ラクダと写真を撮ったり砂丘に登って遊ぶ。
馬にのった騎馬隊のような人が乗れ乗れという。
でも知っている。これに乗るとお金を請求されてしまう。
でもメンバーの1人は乗ってしまった。そして案の定10DHを払うことになる。
ラクダは降りる時が危険だ。急にがくんとひざをつくので落ちそうになる。
ライディングの後、ホテル前の温泉のような池のまわりの店をみる。
メンバーの1人がスターウォーズの衣装(茶色のマント)を
探しているがいいのが見つからない。
19:00にディナー。ホテルのレストランにいくとバイキングスタイルだった。
結構な種類があり、チュニジア料理をいろいろ食べた。
ビールも追加で頼む。おいしかった。
夜はまっくら。自分のテントがどこか分からないぐらい。
鍵がしまらないのがちょっと不安だけど、シャワーを浴びて寝た。
12/27
5:30に起き6:30に朝食へ。寒い。震えながら着替える。
朝ごはんは6:00〜のはずなのにまだ準備中だった。
コーヒー、ハム、チーズ、パンぐらいのシンプルな朝食。
でもパンはホームメイド風でおいしかった。
ご飯のあと少し展望台に上ってみる。
砂漠の向こうから朝日が昇りかけていて、
時間までに上らないかとそわそわしながら待つ。
でも出発の準備が間に合わないので上る前に断念。部屋に戻る。

チェックアウトのあと、ドゥーズに向かう。
ドゥーズではサハラフェスティバル(お祭)が行われていた。
民族衣装を着たおじさんたちが楽器を鳴らし、踊りを踊っている。
騎馬隊がいたり、なんだか賑やかな雰囲気。
カフェのようなところの裏手にラクダレースの会場があり、
ラクダたちがのんびり過ごしていた。
レースはどうやら夕方らしい。
カハルドが水タバコを吸いだしたので、私達もミントティーを頼んでのんびりする。
再び出発。大きな塩湖が見えてきた。
塩の固まりが雪のように点在している。車を止めて湖のそばにいく。

塩湖はほんとうにしょっぱかった。ここには工場があり、
毎日多くの塩を集め、生産しているそうだ。
トズールに到着。sallaホテルでランチタイム。
予約がうまく入っていなかったのか、しばらく待たされる。
あまり泊り客がいないのかすごく静かなホテルだった。
今日のメニューはサラダ、パイ生地の餃子のようなもの、魚、
スイーツ、そしてコーク。
味は可もなく不可もなくといったところ。
昼食後、メディナに行きしばらく自由時間をもらう。

迷路の中を迷わない程度に歩き、周辺のみやげ物店で買物をする。
アラブ風の音楽が流れるラクダのぬいぐるみやグラスを購入。
もちろん値切ったわけだけど、関東からきているカマガタさんは
「値切るなんてできない」と驚いていた。それには関西勢3人はびっくり。
値切って買うのは当たり前やでーと勇気(?)づける。
でないと10倍以上ふっかけてくるから…;;

山道を走り、途中夕日が落ちるのを見て、
アルジェリアとの国境にある5つ星ホテル、タメルザパラスに到着。
部屋は…ゴージャス!
ウェルカムスイーツも美しくおかれていて、すっかり姫気分。
部屋の案内を見ると、この部屋は375DHもするジュニアスイートらしい。
晩御飯は選べるコース料理で、チュニジアンサラダと羊のクスクス、
フルーツ、スープにした。そしてビールも頼む。
12/28
カーテンを開けると目の前に人がいた。
ちょうど目の前は建物のテラスのようで、そこから朝日をみようと
散歩していたみたい。
慌ててカーテンを閉める。
朝ごはんを食べた後、テラスに出てみる。
ホテルの下には川が流れていて、その上には村が見える。
でもどうやらそこは廃村らしい。
寒いので朝日もそこそこにして、出発の準備。
日本人のグループもいた。
足がすくみそうなミディの峡谷を見て、ガベスでトイレ休憩。
町中のカフェは男の人だらけで、いやでもうちらは目だってしまう。
トイレを借りたお礼にコーヒーを飲む。
今日のランチは町の小さなホテル(旅館?)で。
マカロニ、カレー風味の肉、ヨーグルトの地味な食事だった。
遺跡に到着。スベイトラの遺跡は大浴場や神殿とか、
ほとんど修復してあるけどわりと範囲も広く見ごたえがあった。
端の方の建物まで歩いていくと思った以上に時間もかかった。
集合時間に間に合うように戻り、すこしショップをみてみんなを待つ。
途中の道はすごく眠くて、ほとんど寝ていた。
もうすぐ犠牲祭なのであちこちで羊の市?をみた。
ケバブ屋さんの前にも羊がぶらさがっていた。
かわいそうだけど、新鮮な羊は臭みがなくておいしい。
ケロアンにも少し立ち寄った。ミナレット入るとお金もかかるし、すぐにでてきた。
その後、メディナへ。
フジさんとはここでお別れ。今夜はここで泊まることにしたらしい。
カハルドがエージェンシーに「1人ツアーを離れる」みたいなことを
確認したついでに、お世話になった金井さんと話をする。
無事砂漠ツアーを楽しめてよかった。
最初は自力でバスで…と思っていたけど、大変だったに違いない。
ツアーを頼んでよかった。
そのあとチュニスに到着。みんなと別れてホテルに。
夜中非常ベルがなって、びっくりした。何事もなかったけど。
12/29
朝食のあと、バルドー博物館に行く。
モザイク(タイル画)の博物館で、小さなものから床一面、
壁一面の大きなものまである。

光の差し込み加減が落ち着く博物館だった。
1Fのショップできれいなキャンドルスタンドを2つ買う。
バルセロナ駅方面へと向かい、郵便局を探すが見つからない。
なんか迷っている感じ…うろうろしていたら男の人が寄ってきて
「郵便局ならあっちだよ」という。
「一緒に行ってあげるよ」「いえ…いらないです」
「どこから来たの?名前は?結婚してるの?」とずーっと隣をついてくる。
うっとおしくなったので早足で歩く。
「ねえ、どこに泊まってるの?このあとお茶しよう」…
道路を渡りなんとか人ごみに紛れ込む。やっと振りきった…。
カメル(男性の名前)はいい人だったのかな。
メディナの近く、中央市場のあたりはものすごく混んでいた。
うろうろ歩いていると、初日に空港で「一緒に泊めて」といった女性に出会う。
結局空港で一晩すごしたんだそうだ。無事でよかった。


一人になり、買い物をした。グラス8個とサハラと名付けられた
香水(オリエンタルな香りがする)。
ガラス製品ばかり買っているので帰りが心配だ。
ボリュームのあるピザとお菓子を買っていったんホテルに戻る。
休憩のあと、チャンピオンというスーパーに行った。
カルフールと提携しているらしい。
その後マガザン(スーパー?)でノンアルコールのビールを購入。
私にはノンアルコールビールの意味が分からない。おいしくないし酔わないし。
それでも飲んでる気分だけ味わいたいから?
フジさんにあった。ケロアンから無事チュニスについたらしい。よかった。
12/30
いよいよ最終日。
今日は犠牲祭のため、お店も開いていないので部屋で11:30過ぎまで過ごす。
ホテルの前はあまりタクシーが走っていない。
フロントのお兄さんも、「駅の方ならいるかも」と無責任。
それで駅に向かっていくと、捕まえることができた。
ガマルタのレジデンスホテルが分からずに2回ぐらい同じ道を往復された。
おかげで料金があがってしまった。
でももっとかかるかなと思っていたけど、意外と安く来れてよかった。

入口からしてセレブな雰囲気。ちょっと場違い!?
13:00すぎのトリートメントの予約の前に、海水プールでのんびりすごす。
お茶は飲み放題。さすがに高級ホテル(スパ)だけある。
トリートメントはまず海草パックからはじまった。
海の匂いがする泥?をカラダに塗り、ヘンなカプセルに横たわる。
上のふたがしまり、あったまってきた。
終わる時に冷たい水がびゃっとでてきてびっくりする。
カーウォッシャーに入っているみたい。
シャワーで仕上げて、次のトリートメントへ。
オイルマッサージとリンパドレナージュ。
リンパのほうは45分を頼んだはずだったのに25分で終わる。
確認したけど「25分ですよ」とにっこり答えられる。
その後再びプールに行き、ホテルを後にする。
帰りはラマルクの駅(チュニス行きの電車の終点)までタクシーを使った。
電車では途中で日本人の男性が乗ってきて、すこし話をする。
ドゥーズに行ったらしい。
チュニスにつくと辺りは暗くなっていた。
ホテルの近くでケーキを買う。ちゃんとしたフランス菓子風のケーキ。
今日の晩ご飯はこれでいいや…と思ったけど、
やはり最終日なのでホテルのレストランで食べることにする。
サラダチュニジアンとオジヤ(ソーセージ入り)。
食べていると隣にいたビジネスマンが席を立つ時に話しかけてきた。
一人はアフリカ.コートジボワールの人、もう一人はチュニジアテレコムの人。
2人は日本人との出会いを喜んでいた。
コーヒーに誘われるが明日の朝早いので断った。
12/31
帰国の日、早朝はまたタクシーが捕まらない。
ようやく乗ったタクシーはなんかくさい。
空港までは5DHぐらいだなと思っていたら、ついてメーターを見てびっくり。
15って…3倍やん。
慌てて、エクスペンシブ!と叫ぶ。と、ちょっと料金が下がる。13になった。
でもそれでも高い。でもここで争ってこわい目にあっても…と思ったので
10しか持っていないという。
すると「OK、OK、マダム!」って。そりゃOKでしょう。相場の2倍やし。
スーツケースは助手席にあったので先に降りてからとらなきゃならない。
一瞬、荷物持って行かれるかと思ったけど、
とりあえず無事だった。でもこんな出国間際にぼられるなんて、くやしい。
パリで乗り継いで、日本へ。
今年もまた新年は飛行機の中で迎えた。
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