SHANG HAI (1) 1995.11.23〜27

11/23(木)

関空を出発、わずか2時間半で上海に着いた。
フリープランのツアーということで、ホテルまでの送迎がついているので気が楽
(と思ったのが間違いだったと後で気づく)。

AVAと書いた札を持っている人はいないかきょろきょろして、
すこし太ったおじさんが持っているのを発見。
彼も、きっとそうだろうと言う感じでやってきて流暢な日本語で確認し、
ここで待っていてくださいといい残して別の人を探しに行った。

しばらくまっていると、男の子2人、おじさん1人も待っていることに気づいた。
結構待たされた。いったん移動してくださいといってマイクロバスのところまで歩いてくると、
バスの運転手はおらず、結局寒風の下、また20分近く待たされる羽目になった。
仕方ないのでみんなで撮影タイム。上海空港をバックに記念撮影を行った。
ようやく女の人1人を連れて、彼はにこにこしながら帰ってきた。
「待ちましたね〜」なんていいながら…。
バスの運転手も戻ってき、結局到着から1時間半くらいたって、空港をあとに市内へ向かう。

ホテルは上海賓館。ビジネスホテルをちょっとよくしたくらいの中級ホテル。
外観よりも内部はなかなかきれいだった。でも電気がつかない!
いろいろ試してみたけどだめで、仕方なく荷物を置いてフロントに行き、
「電気が点かない」と訴えた。フロントのお兄さん(ちょっとトニーレオンに似たかっこいい人)は
後で見に行かせると約束してくれた。
両替をしてさあでかけようと思って鍵を持ってるか確認したらなく、
慌てて「さっき鍵を渡さなかった?」と尋ね…。
結局ポケットにあったので、一生懸命さがしてくれたお兄さんは「あ〜」といって天井を見ていた。
ごめんなさい…。(ちなみに電気も自分のやりかたが間違ってただけみたいで
着いて早々ダブルでかっこ悪いことしてしまった…)

気を取り直して外へ。とりあえず南京路を歩いてみる。
さすが中国、人・人・人…。人と同様に自転車も多い。
自転車と自動車の事故も多いとか。譲り合いの精神ってものはどうも存在しないらしい。

通りを渡るのも一苦労で、轢かれたくないので現地の人の横について一緒に渡ることにした。
ずんずん歩いていく道なりには、ファーストフードの店やオシャレなケーキ屋さん
(カスタードタルトが絶品!)などと、昔からあると思われる商店が混在している。

もちろん中華料理の店は多く、店先にごま団子なんか売ってるのを見たら、
もう買わなきゃしょうがないでしょうって気になってしまう…
(だって直径6cmくらいの大きなごま団子がたった30円くらい!)。
その日の夕食はテイクアウトして帰ろうと思い、ごま団子と点心を4種類、
そして白いかまぼこのようなものを1箱購入。
それとさっきみたカスタードケーキとお菓子を買った(これは朝食用)。

ついでに近くの商店で「大白兎」というキャンデーを購入。
兎の絵の書いた袋に入っているキャンデーで、おいしいらしい
(事前にガイドブックでチェックしていた)。
砂ぼこりもものすごいので(白いコートがどろどろ)サングラスも買った。

ホテルに戻ってさっき買ったものを食べ始めたが、あのかまぼこ状のものは、
生で食べていいのか、材料はなにかぜんぜん分からず、
気持ち悪かったので結局半分も食べることができなかった。
奮発して15元(約180円)もするのを買ったのに…!


11/24(金)

日本はそんなに寒くなかったのでスプリングコートでやってきたが、上海はとても寒い。
特に朝はつらい…。でも中国だから(?)早朝(6:30)より出かけることにした。
タクシーに乗って(16元だったけど、20元だしたらお釣がないみたいで、
15元みせたらそれでいいと言ってくれた)外灘へ。
朝早いけどたくさんの屋台が出ていて、人もたくさんいる。
外灘では太極拳だけでなく、社交ダンスもやっていた。
しばらくぼーっと眺め、周囲の写真を撮ってたら、
そんな朝早くに観光客は珍しいのか、一眼レフのカメラに反応したのかじろじろ見られた。



対岸の東方明珠電子塔にいくのには、船に乗らなきゃ行けない。
一回乗り場にいくと切符を買うようにと言うことをいわれたので売り場に行くけど
なんだか分からない。うしろから次々手が出てきてみんなどんどん買っていく。
仕方ないのでお金を2元だすとお釣と札をくれたので分からないまま乗り場にむかう。
入り口で札を渡して(帰りの切符は?往復買ったのに…)船にのりこむと、
自転車と人であっという間にいっぱいになり出発。
着いて歩き始めると一人のおじいさんが声をかけてきたけど2回尋ねて
私が全く分かってないのを知るとどこかにいってしまった。
中国語、しゃべれたらよかったのになあ。

電子塔は8:00開館のようで、まだ30分もある。
喫茶店もあいていないので、近くをうろうろして写真を撮ったりしていた。
周りにははっきり行って何もない。
待っている時間は非常に長く感じられた。

やっと開館。ここは観光用らしく入館料は高い。50元もした!
でもさすがにきれいで、エレベーターにのってあがった展望台からの景色はなかなかよかった。
ここで日本人らしき男の子にシャッターを押してと頼まれる。
まだ1日しかたってないのに通じる言葉を聞くのは新鮮な気がした。

トイレ情報
ここのトイレは高い入館料をとっているだけあってきれい。
でも中国の人はトイレの戸を閉める習慣がないのか、ドア半開きのまま、
足だけ見えてたので最初「変質者?」と思ってぎょっとした。

電子塔を降り、ロビーで雑誌とスナックを買って再び船へ。
札がなくて心配だったけど何にもチェックされなかった。往復が当然なのかもしれない。
対岸に着き、豫園に向かって歩き始める。
狭い小路は市場になっていて亀とかうなぎ、鳥なんかも売っている。
ぬかるみに滑らないように慎重になりながら、遭遇した小学生の集団について歩いていった。

鳥居のような門が見えてきた。どうやら豫園についたようだ。
さすがに観光名所だけあって欧米人もたくさん見ることができた。
有名な「湖水亭」前の橋の上で写真屋にポラロイドで撮ってもらう(10元)。
チケットを買い、中をうろうろ。迷路みたいで何度も同じ場所にでたりした。
途中でのそいた掛け軸屋が日本語で売ってきたのをみると、日本人観光客も多いことがよく分かる。
塀のうえの竜の彫刻(鬼瓦のようなもの?)を撮っていたら
「日本人!日本人!」と、韓国人か台湾人らしき男の人に声をかけられたけど
分からない振りをして無視した。

来る前からチェックしていた有名な「緑波亭」で飲茶のランチをとることに。
最初高級レストランという雰囲気で入るのを躊躇したけど、せっかくなので入ってみた。
周りはグループ客ばかりだったのでちょっとさみしい気もしたけど…。
メニューが読めるか心配だったけど、コーラとランチセットらしきものをみつけたので
それを注文。漢字でも中国の漢字は全く意味が違ったりして分からない。
でも注文は合っていて、お皿に10種類くらいの点心と、スープ、
ジャスミンティーにデザートのみかんがでてきた。
(おなかいっぱいで、みかんはテイクアウトしてきた)これで50元は非常に安い。
さっきの電子塔よりも価値がある。

あちこちのお店をひやかしながら進んでいくとイタリア人が必死になって交渉しているのを見た。
彼はお店に飾ってあったイタリアと中国の旗がクロスした置物を手に、
「friend friend」を繰り返し、何とかまけさそうと頑張っていたけど、
お店のおばさんは冷ややかに笑うだけだった。
ここはディスカウントむりだなあと思いながらもハーモニカを購入。

それから別の店でガイドブックに載っていた五香豆を買った
(インゲン豆を塩でゆでて炒ったような感じ。みんなにお土産に買ったけど
口に合わなかったらしく反応はいまいち。5袋ももって帰ったのに!)。
ガラス細工の犬も購入。60元だったけど日本で買ったらきっと高いはず。
ブレスレットを買った店では(安いからといって、たくさん買い物してるなあ…)
カウンターに「軍人優先」なんて書いてあった。

豫園を後にし、近くの小路を入っていくと問屋街のようなところで、
日本の駄菓子屋で売っているような細々したものがたくさん売られて(山積みになって?)いた。
ものすごくせまくって一人通るのがやっとなのに、
前から後ろから人はやってくる。途中にはラーメンの出前の人とかもいて、もう大変。
トンでもないところにはいっちゃったなあと思いながら、
もみくちゃになりつつもかばんをガードしなんとか脱出。とても長い道のりだった。

上海雑技団のチケットが欲しかったので、チケットセンターがあるというビルを目指して歩く。
でも行ってみたら取り扱ってないと言われ、あっさりとあきらめる。
そのビルの受付でトイレの場所を聞いたら、英語で場所を教えてくれたけどよく分からなくって
うろうろした挙げ句もう一度戻って尋ねたら受付の女の子はわざわざその場所まで案内してくれた。
とっても感じのいい子で、上海の人は社会主義だから愛想悪いんだと思っていたのに、
こんなに笑顔のいい子(しかも英語もできる)にであって感動した。
上海は今、外国資本のデパートやビル、ホテルがどんどん建設されているので、
将来はもっと「いい人」は増えるだろうけど、いまはまだ店員も愛想のない人が多い。
お釣をなげてよこしたり、無愛想だったり…。

ビルをでて、南京路を歩く。ここでシティバンクを発見。
キャッシュカードもってくればよかった。(シティバンクはどんどん出店してるので、
リストに載っていなくても持っていくと便利。じつはベトナムにもあったのです!)
来る前に頼まれていた毛皮の帽子を買うためにきょろきょろと店を探し、発見。
ものすごくこんでいる店だったけど頑張って店員(おじさん)に近づいて、
壁にかかっているのを見せてという振りをすると、
「これは男物、女の人はかぶらない」のようなことをいわれたけど
(なにしろ言葉が全くわからない)でも指を差しつづけたら見せてくれた。
高い(580元)のでカードで支払いしようと思ったら店員(おばさん)に「だめ」と。
なんで?と思っておじさんを見ると、何かいってくれてたけど、多分、
おばさんは中国農業銀行のものじゃないのでだめといっているみたいだった。
(かべにVISAのマークがかかっていたのに…きっとカードの知識がなくて
VISAならどれでも同じってことが分からなかったみたい)
仕方ないのですぐ戻るからという振りをして近くのデパートに両替に行き、やっと購入。
頼まれものは苦労する。手持ちの現金が少なくなったので少し心配になった。

南京路を歩いてホテルまで帰る道すがら、いろんな商店にはいりながら帰ったのですごく疲れた。
中国の人はすぐ横入りするので、水を買おうと思って指さしかけたら
どんどん他の人に先を越された。水の単語くらい覚えていけばよかった…。

とても寒かったので、荷物になるなあと思いつつ、ついに観念してコートを購入。
お洒落な感じの女の子が多いよくはやっているお店で、コートはとっても安かった。
夕食はMYMというパンダマークのファーストフードの店で。
中華のメニューもある中国らしいFF店。
店員さんから見えないところにあるメニューを指差すのは困難だったので、
近くで掃除していた店員さんをつかまえて「あれが欲しい」と指差すと、彼が伝えてくれた。
指差しでの注文にもずいぶん慣れてきた。


11/25(土)


今日は朝から上海動物園に出かけた。
ホテル前から乗ったタクシーの運転手は最初メーターを押さなかったので
「メーター」って言ったらうなずいたのに、ぜんぜん押さなかったので、
「なんでおさへんの。」って日本語で言ったらやっと押した。

動物園はまだ人もまばら。現在7:50、太極拳はここでも行われていた。
パンダをはじめ、動物たちはほとんどがまだ檻の中にいて、食事中。
でも一人でゆっくりとパンダの食事を眺めることができた。
園内はとっても広く、道も分からなくって何回も同じ場所にでたりした。
中には「濃い」中国人カップルなんかもいて…。
こっちではまだ一人一部屋ではない家が多く、必然的に外でいちゃつくようになるというのは
聞いたことがあるけど…。でもまだ早朝なんですけど。

ライオンのでてくるのをまってたけど出てくる気配もないので帰ろうかと思って歩き始めると、
どこからか雅楽のような音楽が聞こえ、大勢の子供たちが走ってきた。
一緒になって走ると、ある一ヶ所でお金を払って中に入っていく。
なんだか分からないまま私も2元払って中に入った。
それは小さな野外サーカスのようだった。しばらくすると、やぎと熊が綱渡りを始め、
馬の背中にトラが乗って走ったり、熊やサルが自転車に乗って走ったり…。
結構レベルの高い内容に感動してしまった。さすが中国。雑疑団見なくても満足できる。
30分くらいで終わったので、パンダのぬいぐるみを買って(10.5元)
外に出て、ちまきを食べた。
おいしかった。

トイレ情報
動物園のトイレは朝早かったこともあり、なかなかきれい。
入り口にはおばさんがいて0.1元はらうと紙をくれる。
トイレに戸はあるけど、下は15cmくらい空いていて、
便器はなく一本の溝が通っている。ここでも戸をしめずにしている人がいて、
「ほんまにみぞ≠竄ネあ〜。」と感動してつい口走って横を見たとき、
しゃがんでいる人と目が合いとっても気まずかった。
紙は使ったらごみ箱に捨てるんだけど、つい習慣で下に捨ててしまったので、
見つからないうちに逃げてきた…。
※私が確認したうち3ヶ所のトイレはきれい。でも1ヶ所は暗く、
おばさんもいなくって、表から見える戸は下が30cmくらいあいているものでした…。

動物園を出て、ひたすら歩いた。
大きな道路の横を歩いていると、何回か自転車の人に声をかけられた。
多分、こんなとこ歩く人はいないので、乗せてやろうという感じ
(お金はとられたかも知れない)だったけど、急いでもいなかったので歩きつづけた。
しばらく行くと外人用スーパーである「友諠商店」
(商店なんて名だけどとてもきれいで立派な建物。)に到着。
ここは食品から絨毯、家具まで何でもそろっていて、
レジ形式が嬉しくてラーメンとかお茶とかお土産になりそうなものをたくさんかった。
ついでに欲しかった段通(絨毯)も買った。
これは大きいのでも2580元と安かったけど、持って帰るのが大変で送るのも不安だったので
小さい玄関マットサイズにしておいた。
これでも持って帰るの大変だけど…。結局ホテルまではタクシーで帰ることにした。

部屋に帰ってさっき買ったラーメン食べて、玉仏寺に向かう。
途中、鹿とかハト、スッポンなどを売っている市場を通り、ずんずん歩いていくと
1時間くらいしてどこかわからなくなってしまい…。
近くを歩いていたおばさんに地図を見せて玉仏寺を指差すと、あっちだと教えてくれた。
「謝謝」といって歩き始めたものの、5分とせず間違えそうになった私を心配して
おばさんは前を歩きながら気にしてくれ、結局最後まで教えてもらいながら到着した。

玉仏寺には観光客がたくさんいた。
私も地元の人にならって線香を買い、拝んでみる。
お寺はなかなかきれいだった。こっちのお寺はとてもカラフル。

来た道をてくてく歩き、途中でみかんを売っていたので買おうとすると、
最初袋にいっぱい入れかけたので、「3つでいいの」とあわてて手に持ってみせる。
3元だったけど、なんか損した気分。高いのか安いのか、もう分からなくなってしまっている。
今日もお気に入りのタルトを買って帰った。
(幸か不幸か、上海賓館の前にお店があるのでした。)


11/26(日)

今日は朝起きるのがしんどかったけど、頑張って7:00に起きた。
タクシーは使わず、豫園に向かっててくてく歩いていったけど、
日曜日ということもあってか、まだ店はほとんど開いていなかった。
道沿いにあった公園の前のチケット売り場(こっちの公園は有料のところが多い)に
人がむらがっていたので自分もそれにならって券を買い中に入ってみた。



公園では大勢の人が太極拳をやっていたり、漢方薬のようなものの屋台があった。
しばらく眺めて再び准海路を歩き始める。また途中で疲れたので公園で休憩。
ここでも太極拳は行われていた。集団の中でしている人もいれば、
壁に向かって一人でもくもくとやっているおじいさんもいて、
日本のラジオ体操のような感覚で太極拳は行われてるんだなあと思った。
自分も習って一緒にしてみたかったな。

再び歩き始める。伊勢丹とかを横目でみて「帰りに寄ろう」と思いながら歩き、豫園に到着。
人だかりをみると気になってしまう私は、ある店の前で長い列を発見。
並んでみると、そこは有名な小龍包の店「南翔翔龍包」だった。
中国の人は順番を守る習慣がないのか列になっていても横入りしようとする。
くやしいのでつめていれないようにしながら、自分の番を待っていた。
たくさんのせいろが積み上げられて、ひとつづつせいろの中身を発泡スチロールの容器に
移していくのをじっと見ているととてもおなかが空いてきた。
受け取った小龍包に酢をかけ、たったまま食べ始めた。熱い!
中のおつゆがじゅっと出てきてびっくりしたけどとてもおいしい。
16個もあったのにあっというまに食べてしまった。



そのあと、豫園近辺をぶらぶらし、お土産に扇子を購入
(ただし、日本に持って帰ってあげたら大きすぎて使えないと文句を言われた。
大は小を兼ねると思ったのに…)。

豫園を出てしばらく行くと骨董品の市を見つけた。
日曜日に開催されるアンティークバザーだと思い、ここでもひやかしながら歩いてみる。
骨董品の価値は分からないので、とりあえず毛沢東のバッジを2こ買った。
最初15元といわれたけど、電卓を出して7元から始め、結局10元で売ってくれた。
これでも高いんだろうか…?

来るときにみていた伊勢丹目指して歩く。
通りを渡るのにもずいぶん慣れてきて、まるで上海っ子のようにさっさと渡れるようになった。
ひとり日本人のおじさんが轢かれそうになったのか「バカヤロー」とかさけんでたけど、
「郷に入れば郷に従え」で慣れなきゃね。

伊勢丹ではブーツを購入。日本円で7000円くらい。
もう、いろんなものを買っていてスーツケースがいっぱいだったのでボストンバックも購入した。
上海の伊勢丹にはほとんどブランドものは入っていなくて、
中国のブランドと思われるものばかりだった。だから値段もチープ。
化粧品とかはブランドものもあったけど、高かったので買わないでおいた。

歩くのにもずいぶんつかれてきたけど、もう少し、と思って急いでいると、
いつのまにか知らない道に来ていて…。
一瞬「迷った!」とあわててきょろきょろしたけど、高いビルも見えず、
仕方ないのでタクシーにでも乗ろうと思ったとき、公安の人をみつけて、
一か八か、地図を見せて尋ねてみた。
するとホテルは意外にも近く、2本向こうの筋だということ(多分)なので、
来た道をひきかえし、2本目で左に折れた。するとみたことのある風景が…。
ようやくホテルにたどりついた。よかったあ。

1時間ほど休憩して、また出かけることにした。
もう遠出はやめて、ホテルのちかくにあったデパートを探索する。
まだお金にも余裕があるし、銀の茶器セット(メッキと思う)を購入。
ホテルに戻り、最上階の上海料理のレストランに行ったら、
ちょうど結婚式をしていて一般ははいれなかったので、ルームサービスを頼むことにした。
上海がにを食べるつもりで張り切っていったのに…。
チャーハンとスープと、あと牛肉の炒め物を頼んだ。
待っている間になにげなく、さっき買った茶器の箱を開けてみると、
お皿が足りないことに気づく。
あわてて言いにいこうとおもったけど、ルームサービス頼んでいたので、
来るのをまつことにした。
20分ほどで持ってきてくれたけど、なぜか牛肉の炒め物はなく、
なぜ?と尋ねると、量が多すぎるのでといわれた。
確かにスープとチャーハンだけで2〜3人前はある。気を利かせてくれたんだろうか…?
とりあえずあたたかいうちに少しでも食べようと思って、
少したべてデパートに走った。

さっきの店員さんは私を覚えていて、お皿がないと示すと、交換してくれた。
よかった。あっさり交換できて。
ホテルに戻ってゆっくり夕食の続きをとったけど、やっぱり多かったので、
残りは次の日の朝にたべることにした。


11/27(月)

今日は上海最後の日。
8:00に起きて、8:30に静安寺目指して出発する。
ホテルの近くにあり、南京路に面したカラフルなお寺で、
最初どこにあるのか分からずに通り過ぎてしまった。
少し入ってうろうろしていたら、どうも一般の人は立ち入り禁止のところに入っていたらしく
お坊さんがじっと見ていたのであわてて移動した。
しばらく内部を見学し、南京路を少し歩いて景徳鎮の専門店へ。
でもまだ開いていなくて、仕方なくそのまま南京路を歩きつづける。
出発まであんまり時間もないので途中で引き返し、
昨日目をつけていたお猪口12個セットを買いに行った。
でも店のおばさんはぜんぜんまけてくれなかったので、
買わずに昨日のデパートに行くことにした。
景徳鎮の茶器セットを発見し、しかも安かったので(48.5元)それとお茶碗1個を購入。
昨日も茶器買ったのに…。帰りの重さを考えてかなり憂鬱になってしまった。

ホテルに戻って売店をのぞいてみる。
すると、有名なやせる石鹸が1個たったの16.5元という安さ。
やせるという寧紅減肥茶(これはあとで、成分に問題があることが分かって日本では発売禁止になった)
と迷奇(化粧品)もあったので購入。
また荷物を増やしてしまった…。

集合時間が迫ってきたので、部屋に帰り荷物をパッキング。
来るときはスーツケースに半分くらいの荷物が、スーツケース1個とボストン1個、
リュックもパンパン、しかも絨毯を抱えて…という格好になってしまいました。
(しかもまだ空港で残ったお金で買い物をした。でも上海空港の免税店は高く、
普通のものも(たとえば本のしおり)倍の値段がついていた。)

約2時間半のフライトを終え、関空に無事到着。
荷物検査もなんなくスルーしてはるかに乗り込んで京都駅に到着したまではよかったけど、
その後の階段の上り下りはかなりきつかった。
手がちぎれるかと思うくらい重い荷物を抱えて少し後悔。
でもなかなか使えるものばかり買ったので、やっぱり無理してもって帰ってきてよかったな。


あとがき

上海は思っていたよりも都会で、急速に発展が進んでいる街でした。
あちこちで大きな建物が建てられており、昔乍らの商店と近代的なショップが隣同士で店をかまえ、
クリスマスのデコレーションのみを売っている店があったり、
洋菓子の店が繁盛していたり、洋≠ノ向けての傾倒はかなりの高まりを見せています。
今年(95年)冬にはヤオハンもできるというので話題になっていました
(97年にはもうつぶれちゃいましたが…)。
あこがれだった景徳鎮もピンキリで安いものもあったし、余裕で買えました。
きっと今はもっと高層の建物も増えて、外国資本のホテルや有名ブランドショップも
増えていることでしょう。
でも今度訪れた時にも、路地を入れば中国らしい生活が垣間見える上海の魅力は
残っていて欲しいなと思います。
あと、今回は本格的な中華料理の店には入らなかったので、
今度はもっと食も探求してみたいと思っています。


travel diary トップページへ
Copyright(C) KAORI NAKAMURA @ 夢織(YUMERI)Creative Works All Rights Reserved.